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タクシーアドベンチャー:肺炎との妄想バトル

こんにちは、精神科病院の看護師meganumaです!今日はちょっと笑える?エピソードをシェアしようと思います。

最近、当院で治療中の患者さんが軽症の間質性肺炎を発症し、専門的な呼吸器の診察が必要となりました。

そして、私がその患者さんに同伴して呼吸器内科の受診へ行くことになりなした。

まず、受診のためにタクシーを手配しました。普段タクシーに乗ることのない入院患者だからでしょうか、タクシーに乗り込む瞬間、何か新しい冒険が始まるような気分になったのか??患者さん的には、肺炎とのバトルが始まったのです!

タクシーの中では、患者さんとの会話がちょっとおかしな方向に進みました。

彼は突然、肺炎を敵とみなし、風邪ウイルスを倒すスーパーヒーローになることを決意したんです。なんでかな…

「まじか〜、病院につたら大人しくしてくれよ…」
とは思いましたが、私たちは一緒に、どのスーパーヒーローのコスプレが似合うかを熱心に議論しました。

結局、アイアンマンかそれともバットマンか、そんな感じでタクシーを降車。

病院へ到着して、呼吸器内科の待合室では、その患者さんがほかの受診しにきてる患者さんに肺炎との戦いの物語を語り始めてしまった…

周囲では何人かが静かにクス笑い。または冷たい視線…

私は「自分は家族じゃないから!同伴してる病院スタッフだから!」と言う感じのアピールを静かにすることに…

こういう時って、なんか「家族と思われたくない」という考えが浮かぶのは精神科あるあるみたい。(まぁ失礼な話ではあるが…)

診察では、医師が肺のレントゲンを見て、幸いにも肺炎は軽症で、治療法を説明してくれました。

タクシーに戻ると、患者さんは今度は肺炎ウイルスを“打倒”したスーパーヒーローとして帰路につくのですが、タクシーの運転手にも同じような話を…

運転手さんも仕方なく?付き合ってくれて、タクシー内は肺炎を乗り越えた勝利感に包まれました。
たぶん…

この出来事から学んだことは、時にはユーモアを交えて、困難な状況でも明るく前向きに向き合うことの大切さです。患者さんとの共感と笑顔が、健康な回復への一歩を助けることができるのです。

そういうことにしておけば、なんかいい感じですよね!

肺炎との“タクシーアドベンチャー”、思い出深いひとときでした。皆さんも、難しい状況でも笑顔を忘れずに、ポジティブなエネルギーを共有しましょう!

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

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  • この記事を書いた人

meganuma

ブログ運営者のmeganumaです。 若かったころに戻りたいとは思わない。なぜなら今を楽しんでるから(たぶん…)。 1979年の福岡生まれで福岡育ち。娘と息子、妻との四人、福岡の田舎で暮らしています。 楽しかったことや、オリジナルストーリー等、いろんな情報を発信したいと思っています。

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