“Caligula2(カリギュラ2)”の基本情報
- 発売日:2021.06.24
- ジャンル:PRG
- クロスレビュー(40点中):32
(シルバー30~31点、ゴールド32~34点、プラチナ35点以上)
“Caligula2(カリギュラ2)”の内容
昔の後悔の念から鎖を解かれた世界「リドゥ」より、現実への帰還を目標にする学園ジュブナイルRPG。
見てはいけないものほど見たくなる、してはいけないものほどしたくなる「カリギュラ効果」がタイトルの起こりということを意味します。
ある事件が元となって現実の存在を認識してしまったメインキャストたち。
リドゥの創造主リグレットの意向に逆らって「帰宅部」を結成し、活動をスタートすることに至る。
リドゥ居住者たちの戸惑いや苦しみを解決したり、部室で仲間らとコンタクトをとったりしつつストーリーを進行していく。
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レビュー・評価
ファミ通のクロスレビューとユーザーが投稿したレビューを紹介する。
ファミ通クロスレビューはこちら
ファミ通クロスレビューは引用禁止のため、以下のホームページから内容を読んでほしい。
Amazonに投稿されたレビュー
ファミ通のクロスレビューの評価ではゴールド殿堂入りとなっており、Amazonに投稿されたレビューと評価の分布は以下のようになっている。
(2021年7月執筆時点)
それでは具体的にどのような口コミがあるのか、☆1~5のレビューをそれぞれ2つずつ紹介する。
ここで紹介したレビュー以外にも多くのレビューが投稿されているので、どのようなレビューがあるのかを自身で確認してほしい。
☆1レビュー
- システムは良かった。
マップもBGMも良かった。
大半のストーリーはよかった。
いちばん大事なストーリーの一部がとんでもなくお粗末。オーバードーズのパーフェクトクリアと、2のスティグマは武器スティグマ一人一個ずつ以外は全部覚え、キャラエピソードなどのストーリーは全部終えております。
だからこそ、2のストーリーは許せないしやるせない。
7/17時点では☆1レビューは1件のみでした。
☆2レビュー
- ストーリーが前作に比べ薄い。
戦闘の見やすさなど簡略されててそこは良かった。
音楽は複数ありそこは楽しめた。
ただ、敵のやり直しの動機等浅ささや
キィの中盤辺りまでの理不尽(自分だけかもしれないけど)
普通に売ってるこの値段だと高く感じた。
安くなってから買うのをお勧めする。エンディング後も正直これだけ?感が大きい。
- 前作プレイ済前提という感じで、序盤から前作の原因となった?バーチャドール?という存在を中心にストーリーが進みますが…まずバーチャドールがこのシリーズ初見者からしたら上手く砕いて説明しないとキツそうです…
好きなVTuberが案件でやっていた為に買いました。
やはり、グラフィックはギリギリPs4という感じ…。
Ps3で出てたら50万本くらいはいったかも知れませんが、しかし現在2021年ですので2021に相応しいグラフィック、或いは次世代グラフィックを期待してしまいますね…。キィのキャラが好きなので頑張ってやってはみます。
カリギュラが、2になったから戦闘面白いかと思い購入しましたが今の所はキツいですね…。
正直アイディア不足感が否めません。2としての期待感ゲームシステムの斬新さをユーザーは期待して購入するはずです。
しかし、プロトタイプ段階かな?💦ぐらいの評価がすいませんが精一杯です。ギャルゲーにオマケで戦闘が付いてる感じですかね…。キィの歌によって主人公の見た目が変わるだとかまだ序盤なのであるかは不明ですが、あるといいですが…。
☆3レビュー
- システム関連は遊びやすくなっておりとても良いです
しかしキャラモデルがなんと言うかなんだかのっぺりしててお世辞にもよく出来てるとは言い難いです、コレはSwitchとのマルチ販売の弊害ですかね
とあるキャラにいたっては全身カクカクですよww、嘘偽り・思い出補正無しでPS3のゲームの方がグラフィックは上です(PS2でも全身カクカクは中々見つからないよ)キャラの服装のセンスもおかしい、特に女性主人公のスカートのセンスは苦笑失笑ものです
ちなみに前作をしてないと世界観が分かりにくいです(前作の続編設定です) - 普通に面白い部類のRPGだと思うけど
どおしても1と比べると
ボリューム・キャラ・シナリオ・クォリティが小ぶりムービーも無いしストーリーも前作に比べて短い
キャラも薄い面白いけど物足りなさがある
☆4レビュー
- カリギュラを今作から初めてプレイした者です。 YouTubeに上がっているトレーラーの音楽に引かれて購入しました。
プレイした感想としては、ストーリーや戦闘やキャラクターエピソードがとても楽しく、また戦闘中の音楽の演出も素敵でとても満足しています。
ただ、グラフィックだけはもう少し何とかならなかったのかな?と思いました。
今どきのゲームはだいたいどれもグラフィックが綺麗なため、そのグラフィックの綺麗さに慣れてしまうと少し違和感を感じるような出来です。慣れてしまえば問題ありませんでしたがプレイして初めの方はグラフィックのせいでこの値段で買ったことを後悔していました。
まぁ、進めれば進めるほどその他の要素が面白かったので最終的には買ってよかったと思っています。前作をプレイしていないため初めの導入の専門用語みたいなのには少し困りましたが、あとはプレイしてなくても楽しめる程度の要素で置いてけぼりになることはなく楽しめました。
ただきっと前作をプレイしてみたらもっと楽しめそうなので前作の購入も検討中です。
- 発売前はあまり期待してなかったが、ストーリーが面白かった。
今回の楽士は前作に比べ、絶対現実に帰りたくないって気持ちは弱いが、その代わり気持ちの「ぶれ」、簡単には割りきれない感情が表現されていてよかったしカリギュラならではな部分だ。
また、一枚岩ではない楽士たちの行動の読めなさがストーリーを退屈させなかった。
主人公側も声優の演技力も相まって、それぞれの葛藤に引き込まれた。知らない声優も多かったが今後の活躍が楽しみ。
前作やってた人ならわかるが、やはり天吹まりえは一筋縄ではいかない人物だった。プレイヤーは天吹に対してある決断を迫られるが、ここが物語のピークではなく、最後にプレイヤーを裏切る展開があり飽きさせなかった。
キィが言うように人の思いを受け止めるには人には重すぎる。人は神になんかなれないんだと思った。まさに偶像殺しな物語だった。
クリアしてよかったゲームだった。プロデューサー兼シナリオの山中拓也さんの今後が楽しみです!
☆5レビュー
- 戦闘システム、シナリオ、キャラクターが前回と比べて格段に面白くなっています。
<戦闘システム>
前作と主だって違うのは、行動回数が1回に変更されたのとフロアジャックシステム追加です。
序盤は行動回数が減り火力がだすのが難しいですが、カウンター技やRISK増加技を覚えると火力がでてきて楽しくなります。
さらにフロアジャックシステムを使うことで火力を上昇させたりコンボを繋ぐのが快感です。
前作では思考停止で技を適当に連打するのが楽で早く終わる方法といった感じでしたので、とても進化したと感じました。<キャラクター>
楽士や帰宅部メンバーの内面をよく作り込まれています。
楽士の図星つかれた後、裏表の感情を漏れ出すところや
帰宅部メンバーの現実や後悔をセリフから予想したりして楽しめました。
戦いを通して、キャラが成長していくところを上手く表現されていました。<シナリオ>
話のテンポがよくいい意味で予想を裏切る展開が多く楽しめました。
帰宅部メンバーと楽士の問答がいい盛り上がり方をして、バトル導入が熱くなりました。
目的達成意識が高い楽士メンバーいることで、敵対心が前作よりあっていいです。 - 魅力的な楽曲、影のあるシナリオ、独特な戦闘システムが魅力的なカリギュラ最新作。
・バトルシステム
「ワンターンでの行動回数が3回から1回に減」というのが前作との大きな違いです。
初めのうちは「前作のテンポの良さが損なわれているのでは?」と少々怪訝でしたが、レベルが上がりスキルが増えるごとに、発動する技の種類とタイミングをパズルを解くように組み立てるための変更だとわかり個人的には気に入りました。
ただ行動終了後の待機時間が少し長く、ややテンポが損なわれているのは惜しい点です。・シナリオ
前作未プレイでも問題ないかと。ただし中盤以降は説明はされるため理解は容易でしょうが、前作プレイヤーへのファンサービスの塊のため今作からの新規とシリーズファンでは少し感じ方に温度差があるかもしれません。
仲を深めるごとに徐々に明らかになる各キャラのバックボーンの闇の深さと面白さは前作同様で、キャラクターは敵味方問わず興味深い。学園ものが好きなら楽しめる出来だと思います。・楽曲
有名コンポーザーを多数起用した楽曲はフィールドBGM兼戦闘BGMであり、常に耳にすることになりますがどれも非常にキャッチーで良い曲です。
今作では戦闘中にMVがバックに流れることもあり、より曲の持つ高いポテンシャルを感じられます。・総評
前作の不満点はあらかた解消されており、順当な進化を遂げている。
しかしあくまで中小ゲームメーカーの作品のため、モーションなどはややチープさが目立ちます。
闇のあるシナリオ、ノリのいい音楽のどちらも琴線に触れないのであれば、フルプライスは高く感じるかもしれません。
ただ、これらの点に魅力を感じたなら間違いなく楽しめると思います。