PS4とPS3の大きな違いを徹底調査。
PS3にはないけどPS4に実装された機能や遊び方は?
違いがわかればPS4の凄さもわかります。
PS4が発売されて数年経ちましたが、今でもPS3の人気は根強いものです。PS3のソフトもまだまだ発売されていますね。
しかしハードの売れ筋で人気なのはやはり新機種の PS4 です。
今回はPS4本体と PS3 との違いについて解説していきます。違いの中でも ゲームプレイヤーにとってとくに重要となりそうな違い をメインに紹介していきます。
結論から!PS4の重要な違い・大きく勝る点
細かい点も含めると違うところはかなり多くありますが、PS4をプレイする上で影響してくるような大きな違いはあまり多くはありません。
率直に結論から。PS4とPS3の重要な違い・大きく勝る点は次の通りです。
● PS4はメモリが16倍!データ処理が早くてサクサク!
● オンラインプレイもPS4がスムーズ
● PS4ならシェアプレイが可能
● VR(バーチャルリアリティ)ゲームができる
● PS VITAなどでリモートプレイ(遠隔操作)できる
詳しくはここから解説していきます。
PS4はメモリが16倍!データ処理が早くてサクサク!
PS4ではPS3に比べてメモリが16倍になり、データ処理速度が速くなってデータの大きなゲームでもサクサク楽しむことができます。
メモリ といわれてメモリがどんなものなのかわからないという人もいるかもしれませんね。
間違われやすいのはメモリとメモリーです。
メモリーはデータなどを保存するためのもの、つまりメモリーカード・SDカードのようなものです。
メモリとは作業するためのスペースや、作業をするスタッフのようなもの です。
沢山の資料を参考にしながらレポートを書くときに狭いデスクだと作業効率は非常に悪いですよね。PS4では作業するテーブルがとても広くなり、作業がスムーズになったのです。
もしくはトラックいっぱいの荷物を運び出すのに1人で作業をするのと16人で作業をするのでは作業効率は大きく違いますね。
PS3は1人で荷物を運び出さないといけないのに対して、PS4では16人で荷物を運び出すのでとってもスピーディーです。
そのためデータ処理がスムーズで大容量のゲームであってもサクサク楽しむことができます。これがメモリというものです。
メモリは少ないより多いほうが良い というのは鉄則です。
作業効率が16倍にもなったPS4だからとってもサクサク遊べるのです。
オンラインプレイもPS4がスムーズに?
PS4は基本的な性能が全体的にPS3よりも向上しているため、オンラインプレイもPS4のほうがスムーズになっています。
しかし性能が向上した分、ゲームのデータも大きくなり処理するデータ量も多くなりました。そのため一概にPS4のほうがオンラインプレイがスムーズにできるとは言い切れません。
ただし、PS4はオンラインゲームをするのに月額で料金が発生するものがほとんどです。
メーカー側は有料となったぶんオンライン環境にもお金をかけることもできるようになるため、オンラインプレイもよりスムーズに行えるのではないかと予測できます。
PS4ならシェアプレイが可能
PS4では1つのゲームソフトがあればオンラインでゲームをシェアしてプレイすることが可能になりました。
これはゲームソフトを持っている側(ホスト)からシェアプレイを提供することができます。
ゲームに呼ばれる側(ビジター)はゲームソフトを持っていなくても一緒にプレイすることができるものです。
良く勘違いされるのはシェアプレイ=協力プレイ と決めつけられていることです。
シェアプレイは対戦や協力プレイも可能ですが、 自分がクリアできない部分を誰かにプレイしてもらう といったものも多くあります。
すべてのシェアプレイが協力プレイや対戦だと考えていると残念なことになるので、シェアプレイ目的で購入する場合はどんなプレイができるかをチェックしましょう。
VR(バーチャルリアリティ)ゲームができる
VR(バーチャルリアリティ)ゲームができるのもPS3とは大きく異なる点です。
PS4本体以外に 別売りのPSVR本体とPlayStation Cameraが必要です。もちろんVR対応のゲームソフトも必要 となります。
VR(バーチャルリアリティ)とは下のゴーグルのようなものを装着することで、装着者が横を向けばその方向の風景などが見れ、もちろん上を見れば上の様子が見えます。
ゲームでいえば、360°すべてがゲーム画面になるのです。
3Dの空間が視覚に出現し、圧倒的な臨場感によりゲームの世界に本当に入り込んだかのような実在感をもたらすものです。
PS VITAなどでリモートプレイ(遠隔操作)できる
リモートプレイとはPS4を離れた場所から操作できる機能で、例えば外出先からPS VitaなどでPS4をリモートプレイ(遠隔操作)できるのです。
PS4を遠隔操作できる端末はPS Vitaだけではなく、パソコンからも可能です。
具体的に遠隔操作できる内容は以下のものがあります。
-
● ほぼすべてのゲームがリモートプレイに対応している
● 設定
● ミュージック
● フォト
● ビデオ視聴
● ネットワーク
● ゲームアーカイブス
● トルネ(torne)との連携・予約録画等
でも実は、PS3でも遠隔操作ができていたことを後からになって知りました(;^_^A
小さな?違いも。その他のPS4が勝る点や違い
ゲームをする点においてPS4の重要な特徴・変化はこれまで解説してきたとおりですが、これ以外にもたくさんの変更点・改善点があります。
どのようなものがあるのか、一応紹介しておきます。
グラフィックが圧倒的に美しく!?
PS4が発売されてそのグラフィックが圧倒的に美しいと話題になっています。
PS4は4Kテレビにも対応している機種があり、そういった点でもPS3のグラフィックに比べると美しくなったのは分かります。
これまでも新機種が出るたびにグラフィックが大きく改善されてきたことからも徒然と言えるレベルでしょう。
数字でいうと非公式ですが PS4は1,080P・60fps で PS3では720p・30~60fps という情報があります。
これが凄いのかどうかが私にはわかりませんが、 画面を見るだけではあまり大きな差はない といった印象です。
「なぜ違いが判らないんだ!」 という人もいますが、 「大きな違いはない」 という意見も多くあります。
実際にグラフィックを比べた動画があるので気になる人は下の動画をチェックしてみましょう。
動画ではPS3の画像なのかPS4の画像なのかが書いてありましたが、個人的にはこれが書かれていなければどっちがどっちなのかわからない・むしろ「どうでもいい」と感じてしまいました。
大切なのはゲームのグラフィックよりも内容だと思うので、グラフィックが圧倒的に美しくなったと言われてもあまり重要な点ではないですし、大きな違いはないと言えるのではないでしょうか。
PS4のほうがわずかに消費電力が少ない
PS4のほうがわずかに消費電力が少ないという記事がありました。
これはどの機種を比べるかにもよりますが、初期型同士で比べるとPS4は250wでPS3は380wなので、PS4のほうが消費電力は少ないです。
しかしそれぞれの最新機種を比べてみるとPS3の4000シリーズでは約190wで、PS4のProシリーズでは310wです。この2つで比べるならPS3のほうが消費電力が少ないですね。
ちなみにPS4の2000(スリム型)の消費電力は165wなのでPS3最新機種よりも消費電力は少ないです。
このように 比べる機種により消費電力の優劣はつけにくい というのが個人的な本音ですが、PS4のほうが消費電力が少ないという方も多いのです。
スペック・性能はPS4が当然高い
まずは下記表をご覧ください。
製品名 | プレステ3® | プレステ4® |
CPU | Cell Broadband Engine™ | Single-chip custom processor CPU : x86-64 AMD “Jaguar”, 8 cores GPU : 1.84 TFLOPS, AMD next-generation Radeon™ based graphics engine |
GPU | RSX® | |
メモリ | 256MB Main Memory , 256MB Graphics Memory | GDDR5 8GB |
HDD |
CECH-4200B : HDD 250GB CECH-4200C : HDD 500GB CECH-4300C : HDD 500GB |
CUH-1000A/CUH-1100A/CUH-1200A : 500GB CUH-1200B : 1TB |
外形寸法(mm) | 約 幅290×高60×奥行230 | 約 幅275×高さ53×奥行き305 |
質量 | 約 2.1kg | CUH-1000A/CUH-1100A : 約 2.8kg CUH-1200A/CUH-1200B : 約 2.5kg |
光学ドライブ(読み出し) | BD 2倍速(BD-ROM) DVD 8 倍速(DVD-ROM) CD 24 倍速(CD-ROM) |
BD 6 倍速 CAV DVD 8倍速 CAV |
入出力 | Hi-Speed USB(USB 2.0 準拠) × 2 |
Super-Speed USB(USB 3.0)ポート × 2 AUXポート×1 |
通信 |
Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)× 1 IEEE 802.11 b/g Bluetooth® 2.0(EDR) |
Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T) IEEE 802.11 b/g/n Bluetooth® 2.1(EDR) |
AV出力 |
HDMI 出力端子× 1 AVマルチ出力端子× 1 光デジタル出力端子× 1 |
HDMI 出力端子 光デジタル出力端子 |