“グランブルーファンタジー ヴァーサス”の基本情報
(2021年2月時点)
- 発売日:2020.02.06
- ジャンル:アクションRPG、格闘
- クロスレビュー(40点中):
(シルバー30~31点、ゴールド32~34点、プラチナ35点以上)
“グランブルーファンタジー ヴァーサス”の内容
2014年にリリースされたスマホ用RPG「グランブルーファンタジー」が対戦形式格闘ゲームへと変化を遂げた。
シナリオ進めながらキャラクターを育てる「RPGモード」と対戦モード「Versus」の2つのゲームシステムを採用。
スタンダードな操作は方向キーと弱・中・強の攻撃、投げ、オーバーヘッドアタックの5ボタン。
アビリティ(必殺技)は通常のコマンド入力に加え、ワンボタンでも始動できるが、技を再度発動するまでのクールタイムが遅延するデメリットがある。
それらの他にも、回避や回り込みという行動や、立て直しを狙うことができる解放奥義など、シンプルでありながら奥深いバトルシステムになっている。
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レビュー・評価
ファミ通のクロスレビューとユーザーが投稿したレビューを紹介する。
ファミ通クロスレビューはこちら
ファミ通クロスレビューは引用禁止のため、ホームページから内容を読んでほしい。
Amazonに投稿されたレビュー
ファミ通のクロスレビューの評価ではゴールド殿堂入りとなっており、Amazonに投稿されたレビューと評価の分布は以下のようになっている。
(2021年2月執筆時点)
概ね満足~満足している評価が73%あるが、☆1レビューが☆2レビュー数を上回っているのが気になる点である。
それでは具体的にどのような口コミがあるのか、☆1~5のレビューをそれぞれ2つずつ紹介する。
ここで紹介したレビュー以外にも多くのレビューが投稿されているので、どのようなレビューがあるのかを自身で確認してほしい。
☆1レビュー
- どんだけ至近距離じゃないとコンボ繋がらないんだこのゲーム
コンボにいけないから中途半端な間合いからチクチクぶっぱしてるだけでくそつまらんキャラもそうだが最初から人気キャラ多く入れとけや
せめてジータは最初から入れろよあと攻撃後の隙が少ないから確反とれません
特にグランの奥義に確反ないの笑うコマンドの入力に関してもこのゲーム昇竜のコマンド入れにくいというか昇竜コマンド入力しても波動に化けるんだが
RPGモードもロード長いうえにそのロードが頻繁に入るからテンポが悪い、そもそもRPGモードがくそつまらん、まだスーファミのゲームのほうが出来がいい
最大のこのゲームのメリットは購入特典とRPGモードクリア特典が高めに売れることくらい
買取価格値下がりする前にとっとと売りましょう - まずもって格ゲーと呼んだら失礼な出来栄えである。
純粋な格ゲーと違って余計なただただ面倒な要素を詰め込みまくった結果、何がやりたいのかさっぱり分からない作品になってしまった。個人的な評価としては…
・操作性がもっさりし過ぎてスタイリッシュでない
・オート時の味方AIが惰弱すぎて話にならない
・SSDなのに全てにおいてロードが長すぎる
・本家のダメな点をわざわざリスペクト以上の観点から…
本家のグラブルをやっていて特典のみを狙ってる人なら買ってもいいと思います。
しかし、今作をゲームとして楽しもうと思っている人は買わない方がいいです。
はっきり言ってドブ銭なのでオススメしません。
☆2レビュー
- 当方格ゲー歴15年。
2D格闘ゲーはあまりやりません。
本作は2D格闘ゲーですので多少の偏見あり。まず公式側が初心者でも大丈夫!的な事言ってますが、全く初心者向けではありません。
簡易コマンドと普段の格ゲーの複雑なコマンドの二択から操作出来ますが、簡易コマンドは明確なデメリットがあります。
対戦中にアビリティ(時間経過で再使用可)を使えますが、簡易コマンドだと再使用時間が複雑コマンド入力と比べかなり遅い仕様です。
初心者向けと謳っておいて何故こんな仕様なのか疑問。RPGモードもやりましたが、アプリとやってる事は一緒。
武器の強化、限界突破、スキル強化等。
アホなのか?グラフィックだけはかなり満足しました。
対戦中のキャラの動きはモッサリです。
ガクガクしてて戦いずらい。ロードも長すぎ。
SSD使ってるのにかなり長くテンポ最悪。これは過疎りますよ。
- 格ゲーが苦手な身として同じく苦手な人のために書きます。
結論から言うと、購入特典とRPGモードクリアの石5000がすぐ欲しい人以外は新品で買わなくてもいいでしょう。
購入特典は初回限定という訳では無さそうですから...なので急ぎではないけど特典や石が欲しい人はもっと安くなってから買うべきかと。グラブル原作やってないから特典とか石がいらない...というのなら中古で買うか購入しないかでいいでしょう。
全然初心者向けと思えないですし、簡易コマンドとやらも苦手な人間には難しいです。正直奥義のコマンド中々成功しない。
といってもRPGモードはオート(CPUが操作してくれる)機能があるので石5000のためのノーマルクリア自体は何とかなります。
HARDもTwitterなどで調べればオートでの攻略法が出てくるので恐らく何とかなるでしょう。あとロードが長いのでまあ☆2というところです。
☆3レビュー
- RPGモードクリア対戦数回のレビュー
RPGモードは作業感が強く微妙。
対人は自分と同程度の初心者と何度か対戦しそれなりに楽しめた。しかし格ゲー初心者だがチュートリアルに納得がいかない。
受け身のミッションでなぜか受け身のやり方が一度失敗してからヒントという形で表示される、その情報は最初に提示すべきものでは?まずやり方を教えないチュートリアルを初めて見た。
そしてよくタイミングを合わせてボタンを押せと言われるが適切なタイミングの指示がないので困惑しかない。
連続技入力でもボタンを押す順番は表示され参考動画も出せるが入力のタイミングに関する指示がいっさいなく自分の操作が早いのか遅いのかわからない状況で何度もリトライした。
失敗した原因がよくわからないまま何度もリトライさせられるのでなにも面白くないまま作業的に終えた。達成感は皆無である。
ボタンを押すタイミングが重要だというなら具体的に何フレーム~何フレームまでに押す必要があって入力が何フレーム遅れただの知る手段があってよいのでは、感覚で覚えるにしても一度も成功していないものに正しい感覚を求められても困る。
量は多いが丁寧とは思えず誰向けのチュートリアルなのか正直わからない。
- グラフィックはすごいと思いました。それだけです。
頭がグラブっているのでつい特典に惹かれて買ってしまいましたが、RPGモードは酷いの一言です。
皆さん仰っているように鬼のようなロード地獄。まるでロードの間に本家グラブルのマルチバトルでもしてろ!と言わんばかりの待ち時間。
ようやく5000石取りましたが、きぐるビィの為に買ったのでハードをクリアしなきゃいけないと思うと気が重いです。
ただただ気が重いです。ノーマルでもバブさんの理不尽な全方位攻撃で「は?」ってなったのにこれがハードに!
ただただ気が重いです。
☆4レビュー
- まずこのグラブルは格闘ゲームに定評のあるアークシステムワークスが開発に携わっている点は評価したい。
基本モードはRPG、シングル、VS、トレーニング、タクティクス、オンラインがあります。RPGモードはストーリーがオリジナルでフルボイスです。アニメとは異なる展開で進んでいきます。
武器システムというものがあり武器を集めてキャラを育成していきます。星晶獣と戦うボスバトルがあり迫力の戦闘が楽しめファンであればたまらないでしょう。
グラフィックも美麗です。シングル、VSモードは計11名キャラを使用でき今後DLCでキャラが追加されるとの事。
いまどきの格闘ゲームで操作キャラが少なすぎるので最初からキャラを増やせなかったのか疑問が残ります。
肝心の格闘部分ですが必殺技が簡単に出せる所は格闘初心者に対しては良い配慮です。
奥義、解放奥義もコマンドが必要ですが複雑なコマンドは必要とせず出しやすいのは利点です。
操作キャラもコントローラーで充分楽しめると思います。トレーニングモードは良く出来ており行動をレコーディングしてから再生する機能があり、例えば攻撃をガードされた際の細かな反撃設定から攻撃を当てた際にこちらが有利、不利の表示を細部に至るまで設定でき練習できる所は良い部分です。
タクティクスモードは簡単に言えばミッションです。課題をクリアしていきます。
オンラインモードですがグラブルは元々スマホ等で人気があるので徐々に参加者が増える傾向だと予想します。
総評としては先程述べたキャラ人数とDLCの存在が大きい所ですね。その部分を差し引いて評価は☆4とします。
しかしRPGモードは楽しいですし、格闘部分の完成度も高いのでグラブルが好きな方、格闘ゲームを初めてプレイして見たい方はお勧めです。多少でも参考にして頂ければ幸いです。
- ロード時間の長さ以外はそこまで酷評するほどか?って思います
一番分からないのは初心者向けじゃないと謳っているものです私は格ゲーはほとんど触ったことがなく、2D格ゲーに関しては初めての購入です
確かにアビリティボタンで発動するのにデメリットは有りますが、あくまで初心者が初心者のうちだけ使えばいいもので、コマンドやコンボなんて物は練習して出せるようにする物では無いんでしょうか?
所謂昇竜や波動なんかの入力が出来ないならトレーニングモードで練習すればいいと思います。実際、私もコマンド入力の練習に1、2時間はかかっていますが、一度も発動出来ないなんて事はあり得ません。
出来なかったことが出来る様になるから達成感があったりする物だと思います。初めから出来ない出来ない言ってる人は何をやったって出来ないと思いますからゲームを辞めた方がいいかもしれないですね、向いてません。
そもそも、入力ミスをするかもしれないデメリットがテクニカルコマンドにはあるんですからそれぐらいのメリットはあるべきだと思いますキャラの数に関しても別に自分の使いたいキャラだけ買えばいいですし、そもそも数が多くなれば相手キャラの対策も多く覚えなくちゃいけなくなり、それこそ初心者には難しいと思います。
RPGモードが期待外れだと言ってる人は格ゲーのおまけモードにどこまで期待していたのか疑問です。特典だけのゲームと言っている人にもこれは言えますね。
細かいバランスに関してはよくわかりませんが、勝ちたいなら強キャラ使えばいいし、好きなキャラがいるならそれを使えばいいと思います。このゲームで一番の不満点はレビューの酷さかも知れないですね
☆5レビュー
- グラブルや格ゲーの初心者(エンジョイ勢)でも楽しめる仕様となっています。
RPGもグラブル本編のチュートリアル的な作りです。
(チュートリアルはチュートリアルで別にありますが)グラフィックは綺麗で、クオリティは高いです。
操作性は初心者向けでしょうね。
格ゲー初心者の私でもそれなりに楽しめます。逆に言うと格ゲーヘビーユーザーには物足りないかもしれません。
グラブルに新たなユーザーを誘い込む波及効果を狙ってか、価格設定も高くありません。それほどお高くないので、グラブルヘビーユーザーは特典目当ての購入でもいいのでは。
拡張性はあるようなので、今後のキャラ追加などに期待してもいいかもしれません。
初心者或いは、エンジョイ勢対象という事であれば、高い評価でいいと思います。
- スリリングな読み合いを制して K・O! 爽快感と達成感が格闘ゲームの持つ本来の楽しさです。
しかし、ここに行きつくには難解な「コンボ」を理解し覚え、正確なキー入力が求められるコマンド操作を体に叩き込む必要があります。
新規さんが寄り付かない「敷居の高さ」が確かにあるのです。本作の運営元であるCygamesは過去に、トレーディングカードゲームのジャンルにおいて、敷居の高さとなっていた「難解なルール」を出来るだけ取っ払ってシンプルな「シャドウバース」と言う作品を作りました。
地道な道のりを経て、2018年末には賞金総額100万ドル(1億1千万円)の世界大会を開催し成功させた実績を持っています。
そんな同社が格闘ゲームにもある敷居の高さを引き下げるべく、国内格闘ゲームの老舗「アークシステムワークス」とタッグを組んで開発したのが本作品です。猛練習が必要なコマンド技を、ワンボタンで繰り出せるようにデザインしつつ、連発で技が出せないようクールタイムを設けました。
これは格闘ゲームの歴史において初の試みです。さらには、味気の無い対戦ロビーをゲームセンターさながらの雰囲気にすることでライブ感を演出。
全国のプレイヤーと気軽に対戦が楽しめます。
面倒なフレンド登録やロビーのナンバーなど不要です。
お友達同士での鍵付きプライベートルームも作ることができます。
細かい対戦ルールも設定できますし、観戦も出来ます。それでも、初心者の方がいきなり対戦ロビーに行くのは敷居が高いです。
しかし、本作には「RPGモード」があり、原作の世界観をストーリー仕立てで楽しむことが出来ます。
レベル上げ、武器強化、モード専用アビリティ、2人までのオンラインCOOP等々、本格的なアクションRPGが楽しめます。
一周目のエンディングを迎えるころには、格闘ゲームに必要な知識や操作感覚が身についています。
エンドゲームは自然と対戦ロビーに流れていく導線がしっかり作られているのです。e-sports展開にも抜かりがなく、6月には賞金付き国内大会が開催されます。
7月下旬には格闘ゲームにおける世界最高峰「EVO 2020」のメインタイトルにも本作は選出されています。カジュアルにRPGモードで遊ぶも良し、ガッツリ対戦するも良しです。
格闘ゲーム未体験の人にこそ触ってほしい作品であると強く感じましたし、ブランクがあり、指先が全盛期の頃には及ばなくなったミドル世代の方々にもお勧めできます。唯一気になったのは、観戦モードのタイミングです。
対戦者が「対戦準備中」と表示されている間だけ観戦が出来ます。
これでは、密なやり取りができるお友達同士のプライベートルームでは観戦が出来ても、全国ロビーでは厳しいです。通信の問題はあるでしょうが、途中からでも観戦できるように調整してほしいです。
格闘ゲームが本来持つ楽しさを、玄人やプロゲーマー達以外の人達に届けたい。
そんな想いが伝わる親切設計に仕上がっていました。以上、購入の判断材料になれば幸いです(*'▽')