この記事では“プレイステーション5本体の種類や新機種への変化”などを随時紹介していく。
PS4は2014年に初代の“CHU-1000”が発売され、最終的には“CHU-7000”まで進化・開発・リリースされた。
- CHU1000シリーズ
- CHU1200シリーズ
- CHU2000シリーズ
- CHU7000シリーズ
(初代)
(HDD容量選択可能、軽量化と消費電力改善)
(スリム・コンパクト化、消費電力改善、光デジタル出力端子除去)
(GPU2倍、4K対応、フレームレート進化)
細かな型番を除けば6年間で上記の4機種が出ている。
PS4本体の種類と比較・特徴。選び方!
2020年にリリースされたPS5本体も今後何年もかけてさらなる進化・グレードアップをしていくことだろう。
CFI-1000AとCFI-1000B
PS5の記念すべき初代機種が“CFI-1000A”と“CFI-1000B”だが、この2つの機種の一番の違いはゲームなどのディスクを利用できるかできないかというところである。
その他消費電力のわずかなちがいがあるが、両機種のスペックを一覧表でチェックしよう。
両機種で異なる点は“赤”で示している。
CFI-1000A ディスクドライブ搭載モデル |
CFI-1000B デジタル・エディション |
|
CPU | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド | Ryzen Zen2 8コア/12スレッド |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine |
メモリ | GDDR6 16GB | GDDR6 16GB |
容量(ストレージ) | 825GB SSD | 825GB SSD |
ゲームディスク | Ultra HD Blu-Ray | × |
オーディオ | "Tempest" 3D オーディオ技術 | "Tempest" 3D オーディオ技術 |
PS4ゲーム(ディスク) | 〇 | × |
映画(ディスク) | 〇 | × |
外形寸法 (最大突起部除く) |
約390×104×260㎜ (幅×高さ×奥行) |
約390×92×260㎜ (幅×高さ×奥行) |
重量 | 4.5kg | 3.9kg |
消費電力 | 最大350W | 最大340W |
発売日 | 2020.11.12 | 2020.11.12 |
発売開始時価格 (税抜) |
49,980円 | 39,980円 |
スペック以外の違いとしてはCFI-1000Aのほうが10,000円高いが、ディスクドライブ(Ultra HD Blu-Ray)を搭載しているため仕方のないというか、むしろそれでも安いと言うべきところだろう。
ちなみに私は遊び終えたソフトは買い取ってもらいたいのでディスクドライブ搭載モデル(CFI-1000A)を購入している。
CFI-1000A(ディスクドライブ搭載モデル)の特徴
前述したがCFI-1000Aの最大の特徴はディスクドライブ(Ultra HD Blu-Ray)を搭載していることだ。
これによりPS5で今もこれからも発売されるパッケージタイプ・ディスクのゲームをプレイすることが可能。
もちろんPS4のタイトルもプレイ可能だ。
CFI-1000Bに比べると価格が1万円高くなるが、遊ばなくなったタイトルを売ることができたりUltra HD Blu-Rayの映画などの再生機器としても利用できることを考えると、大きな金額差ではないと言えよう。
それからCFI-1000Aでも“PSストア”からソフトを購入・ダウンロードして遊ぶことも可能。
つまりはPS4本体でパッケージ版を購入したり、時にはダウンロードしていたという場合は、CFI-1000Aを選んだほうがいいだろう。
ストレージもデジタルエディションと同じなので、ソフトをダウンロードしたい場合も安心だ。
CFI-1000Aのストレージは825GBしかないがこれは開発チームが検討し、“これだけあれば充分だろう”という結論に至ったためだという。
パッケージ版で勘違いしないでほしいのは“パッケージ版でもDL版と同等のストレージを必要とすること”である。
PS4以降はスムーズなゲームを行うために、ディスク版であっても本体にインストールされるようになっているのだ。
CFI-1000B(デジタル・エディション)の特徴
もう言うまでもないがCFI-1000Bは“すべてのゲームをダウンロード版で遊ぶ!”という方向けとなっている。
ストレージ(記憶容量)が825GBだがこれはディスクドライブ搭載モデルと同じである。
825GBと聞くと充分すぎるほどの容量と思うだろうか?
注意すべきなのは容量と実際に使える容量だ。
どういうことかというと容量が825GBあったとしても、実際に使用できるのはそれ以下なのだ。
実際の空き容量を調査している記事を参考にすると、実際に利用できる空き容量は667GBという結果がでている。
ちなみに現在発売されているソフトでDL版の容量をチェックしてみると次のようになっている。
- デモンズソウル:約66GB
- デビルメイクライ5:約42.5GB
- スパイダーマン:約50GB
これをみて充分な容量だと思うか不足だと思うかは個人差がありそうだ。
それにこれはゲームソフトのダウンロードに必要な容量であり、追加コンテンツのDLやセーブデータを作るのにも容量を消費することを忘れてはいけない。
また今後は4Kテクスチャパックなどで100GB程度が必要となるゲームが出てくる可能性もあるが、プレイスタイルやダウンロードしたソフトを消去できない場合は外付けSSDなどが必要となってくるかもしれない。
これはもちろんディスクドライブ搭載モデルでも同様に言えることだ。
おわりに
PS5も発売されたばかりでこれからの進化が期待される。
今後新しい本体の発表があり次第、情報を追加していくので、これからもチェックしていただきたい。