“龍が如く7 光と闇の行方”の基本情報
(2021年2月時点)
- 発売日:2020.01.16
- ジャンル:RPG
- クロスレビュー(40点中):38点
(シルバー30~31点、ゴールド32~34点、プラチナ35点以上)
“龍が如く7 光と闇の行方”の内容
極道を取り上げたアクションアドベンチャー「龍が如く」シリーズがRPGになって登場。
新たな主人公・春日一番が失望のどん底から這い上がり、仲間と一緒にのし上がり巨悪を打ち砕くという下剋上のストーリーが描き出される。
メインになるステージは、東京・神室町の3倍以上に及ぶスケールの大きい新エリア「横浜・伊勢佐木異人町」。
場所ごとにそれぞれの顔を持つ横浜だからこその、熱い人間ドラマを堪能できる。
バトルはシリーズで培った喧嘩アクションと、RPGコマンド選択システムがひとつになった「ライブコマンドRPGバトル」。
常に変化し続ける街の様子や、敵との位置関係が行動に大きく影響して、ターン制でありながらアクションゲームのようなスリル感を楽しめる。
RPGにふさわしく職業(ジョブ)の概念も存在。
春日やその仲間たちはハローワークで転職することによって、幾つものジョブにつくことができる。
バトル中にスマートフォンからお金を使ってサポートキャラクターを召喚する「デリバリーヘルプ」もある。
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レビュー・評価
ファミ通のクロスレビューとユーザーが投稿したレビューを紹介する。
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ファミ通クロスレビューは引用禁止のため、ホームページから内容を読んでほしい。
Amazonに投稿されたレビュー
ファミ通のクロスレビューの評価ではプラチナ殿堂入りとなっており、Amazonに投稿されたレビューと評価の分布は以下のようになっている。
(2021年2月執筆時点)
今作ではバトルシステムに大きな変化があり、そこがレビューの分かれ目となっているように感じた。
それでは具体的にどのような口コミがあるのか、☆1~5のレビューをそれぞれ2つずつ紹介する。
ここで紹介したレビュー以外にも多くのレビューが投稿されているので、どのようなレビューがあるのかを自身で確認してほしい。
☆1レビュー
- 龍が如く、最悪のクソゲー!!
RPGにしたら世界観がなくなった!!
ってゆーか、初日に売りました(爆笑)
ホントに糞ゲー(爆笑)
- ドラクエシステムは残念です。
龍が如くシリーズの終焉が見えました。今までのバトルシステムの方がハラハラして良かったです。
☆2レビュー
- 「ゲームに飽いた人たちへ」の精神はどこにいってしまったのか。ゲームに飽きた人たちが、いつ、ドラクエのパロディなんてセガに求めたんですかね。総合監督の名越稔洋さんに聞いてみたいぐらいです。
龍が如くのナンバリングは全てクリア済みです。龍が如くの最新作として新しいことに挑戦するのは歓迎しますが、これは別です。そんなにパロディ路線で作りたいなら「龍が如く」の看板に頼らないで別タイトルで勝手に作ればいいと思いました。まず、バトルについて。ライブコマンドRPGということですが、この「コマンドRPG」の部分がドラクエとペルソナを合わせたパロディ。これに、タイミングよくボタンを押すジャストアクションと、状況が常に変化するリアルタイムバトルを組み合わせたものです。
バトル以外でのキャラの育成など多くの要素がありますが、マイナスに感じるところも多いという印象です。例えば、
・操作キャラが移動できない。
・行動順を自由に選択できない。
・ジャストアクションはアクションの種類を選べない。
という感じで理屈はいろいろありますが、要するにめちゃくちゃ飽きるんですよね。できることは増えるけど、やることは単調というか「これならアクションゲームで良いよ」とザコと戦うたびにストレスを感じました。ボス戦にしても「これならコマンドバトルにして良かった」と思える点は、開発スタッフには悪いですが特に見当たりませんでした。次に主人公。「ソープランドで生まれて育って、ドラクエのやりすぎで妄想を見ている中二病のおっさん」って誰が感情移入できるんですか。
主人公が桐生一馬である必要は一切ありません。春日一番が嫌いなわけでもありません。男性主人公に拘る必要もないと思います。ただ、『龍が如く』と名乗るなら、龍のような堂々とした力強い圧倒的な生き様を見せてほしいと思うだけです。
今回の主人公の設定は「龍が如く」(龍のように)というタイトルのイメージと合わないだけでなく、RPGの主人公としても客観的にしか見れない残念なキャラになってしまったと思います。そして、メインストーリー。キャストの演技力もダークな展開も文句はありません。というより、クリアまでプレイして、シナリオの作り込みは過去最高レベルだと感じました。龍が如く1と2を合わせたぐらいの密度がある気がします。
それだけに、ストーリーもバトルも春日一番の妄想がごちゃ混ぜになっていることが残念すぎる。龍が如く6までシリアスな展開とバカゲー的な要素はメインとサブストーリーで住み分けがされていたのに、なぜ?
シリアスなドラマとリアリティのかけらもないアホな要素が一緒になったことで、世界観がブレて、ストーリーの没入感を下げているとしか思えない。
今作ではシリーズ最多というぐらいに数多くのパロディが用意されていますがメインストーリーに混ぜる必要性は全く感じませんでした。良かった点としては、新舞台となる伊勢佐木異人町など、街の作り込みはナンバリングを重ねるたびに進化していると改めて感じました。何より、日本の現実の街をモデルにして、これだけの広さで細部までリアルに構築された箱庭を見たことがないです。その他、さらに内容を増した膨大なプレイスポットなど、シリーズの新しい進化と工夫が感じられるだけに残念な作品だと思います。
もし、龍が如く8を発売するとしたら「龍が如く7に飽いた人たちへ」をテーマに制作してもらえると嬉しいです。あと、同じ街を舞台にしたジャッジアイズの続編の発表にも期待したいと思います。
- 正に微妙ですね。
龍が如くの良いところは極道の世界に浸ってストーリを楽しむ、ミニゲームで多少の息抜きって感じだったのですが今回はその極道の世界に浸りきれないんですよね、その根本はバトルの変更です。こいつのせいで今までストーリの世界観に浸ってからカッコイイセリフ→ボスってな感じで途中の雑魚を一掃しながら「よっしゃ待ってろやあ!」でボス戦に突入出来たのですが、今回はストーリの世界観に浸る→途中の雑魚とのバトルの乱癡気騒ぎで気が萎えるってな感じです。
大体龍が如くのおふざけ要素って本編のシリアスがあるからこそミニゲームのカラオケやテレクラが映えるんですよね(あの普段仏頂面の桐生さんがwってな具合に)そこを勘違いしておふざけ要素をシステム根幹に取り入れた事自体失敗だと考えてます。
ストーリ自体は悪くないんですが、やはりバトル自体が遊ぶ人のゲームへの没入感を無くしてると思います。
☆3レビュー
- バトルが今までの龍が如くのようにド派手なアクションではなく
ドラクエです。。
ストーリーは面白いのですがどうもバトルが退屈です。
ざんねんです。
龍が如くとして出すのではなく別のタイトルで出せば面白いゲームだと思います。
春日一番を桐生一馬と重ねてしまうともう極道ではなくただの良い人です。 - 一つの点を除けばいつもの龍が如くです。
舞台の付近に住んでいる私からしますと横浜の街の再現度も素晴らしいですしいつも通りの笑えるサブストーリー、寄り道要素もありなかなかメインを進められません。
一つの点と言うのは戦闘の仕様です。
とにかく要領が悪い。攻撃決定後に手前に障害物にがあればひっかかり数秒間そのまま、バトル開始時敵の近くに居ない味方は走って敵の前まで行き一旦止まる→殴るのように時間がかかります。
この仕様は今回限りかあるいは外伝のような物でやって頂き龍が如くは今までの仕様に戻して欲しいです。
次回作があるとして今回と同じ仕様ならば間違いなく購入はしないです。
春日一番というキャラが魅力的な為非常にもったいない。
☆4レビュー
- 既存のシリーズはほとんど未プレイです。
桐生とかの有名な人物くらいは知ってるくらいの知識で今回新しくRPGになったと知り購入しました。
現在9章です。
ここまでの感想で書いていきます。戦闘システムですが、初のRPGという事のせいかちょっとバランスが悪く感じました、敵の数が多いのに範囲攻撃は少なくお金稼ぎがまともに出来ない序盤や中盤は特に苦労すると思います。
職業によっては単体極技しかなくそのパーティで組むと最初は楽しくてもどんどん雑魚敵がうっとうしくなってきます。
バトルはシンボルエンカウント式ですが敵の索敵範囲が広くそこまで近くに寄らなくても相手から突っかかってきて逃げる事を許されず道も狭い為ほとんど強制戦闘です。それもまた少しストレスになります。個別撃破だと戦闘時間も長い長い…
まだジョブも後半の極技覚えてなく後半には優秀な全体攻撃もありそうなのでそこまで行けばもっと楽しめるかもしれません。
それと同じく極技関連で、技のバランスもちょっと悪い気がします自分のパーティ構成が悪いだけなのか分かりませんが春日一番以外の物理職は火力が低くてやってられません、向田紗栄子のキャバ嬢で覚えるスパーリングキャノンがやたら火力が高くて耐性持ちも少ないせいもありもう全部こいつ一人でいいんじゃないかと思うくらいです。
春日一番物理火力
足立ただのおっさん
ナンバ サポート
向田紗栄子 魔法火力
鎌滝えり 事務職の場合ですか開幕のクギ投げが強いくらいで敵がばらけてると使えないちょっと辛めで書いてしまいましたがストーリー自体は序盤からすごい引き込まれましたし先の展開も楽しみで戦闘もなんだかんだで楽しめてるので細かい部分で気になる所はあるものの総合的には面白いと感じています。
- まだ始めたばかりですが、個人的には楽しめています。
ただ、龍が如くシリーズの、いわゆる「硬派なファン」の方々には、受け入れがたい内容であることも事実です。
けれど、不肖自分のように、ゲームは楽しんだ者勝ち、というスタンスの人にとっては、楽しめるのではないかと思う気がします。
まあ今回は、露骨に笑いを取りにきてる感が強いので、繰り返しになりますが、龍が如くに硬派を求めている方々にとっては、たしかに腹立たしい内容かもしれません。
ひとつ笑ったのは、車が行きかう道路を信号無視して渡ろうとしたら、車に轢かれて大ダメージを負ったところかな(苦笑)。
やり込み要素はかなりありそうなので、相性さえあえば、長く遊べるソフトである気がします。
なので、ドラクエが如く、として許せるなら、楽しいと思います。
☆5レビュー
- 今作から急にRPGとなったことで色々とざわつかせ私自身懐疑的目でとりあえずシリーズファンなので購入しました
結果としてはかなり面白いです!いくつか項目ごとにレビューしていきます
ストーリー
まず肝心要のストーリーですが非常に面白いここまで楽しいのは龍0、龍1以来です。はじめはギャグ寄りかと思ってましたがシリアスとギャグが上手く混ざり合い緩急がつき非常に楽しませてもらってます。このギャグも後ほど書きますが主人公春日一番のキャラクター性から生まれるものと言う感じでむりやりギャグ路線にしてるようには感じられず自然に楽しめます。今までの龍シリーズは桐生という最強の人物に誰かが向かっていくか騒動に巻き込まれて行くというストーリー展開が多く受動的でしたが春日はそのキャラクター性もあり自分からどんどん突っ込んでいく能動的ストーリーですので感情移入もしやすいです。
バトル
今作が発売前から荒れた理由でもあるバトルですが思ったより楽しめています。爽快な技をバンバン出せるので爽快感もしっかりありますし、ある程度戦略性もあり意外と完成度の高いターン制RPGといった印象です。余談ですが主人公達はわざとRPGの様に戦ってるようで一応その説明もあり笑えます。キャラクター
主人公春日一番をはじめ脇を固めるキャラクターもいい味出してます。やはりRPGは一緒に戦う仲間で良いか悪いか決まってきますそういう意味ではかなり楽しいです。
昨年キムタクが主人公を務め話題を集めたよう今作も龍シリーズ恒例タレントを使ったゲストキャラクターがいますが、かなり演技が上手く浮くようなことはなくむしろかなり引き込まれます!
春日一番の少年漫画の主人公のような明るく熱血漢で笑いも取れるは龍シリーズに今までいそうでいなかったキャラクター像で万人受けします。また取り巻く仲間達も一般人に毛が生えた程度の人達なので共感しやすいです。ミニゲーム
恒例のミニゲームですがボリュームもクオリティも過去最高です特に会社経営は楽しいです。有料dlcで桐生をはじめとする歴代キャラクターに手伝ってもらえますが彼らを使ったときのセリフが面白くファンなら笑いが止まらないでしょう。1/23ようやくストーリーをクリアしましたクリア時間は45時間と最近のゲームと比べてもまあまああると思います。
最初から最後までダレることなく楽しめた龍シリーズも久々で特に最後はなかなか良い展開でした。(あれっあいつどうなったのという人物も一部いますが…)結果的には様々な意見がありますが自分は春日一番とこの仲間達の続編を見てみたいです。 - まずゲーム性についてですが、ターン制バトルに変更になった龍が如くです。
簡潔に言えば刺さる人には刺さる、そんな内容ですので実に龍が如くらしいなと思います。
同じ様に作れば同じ様な物が出来たと思うので、この変更は個人的には良かったと思います。
これは出来が良いので言える事です。戦闘時、フィールドにあるものを拾って殴るなど、龍が如くっぽさを上手く落とし込んでいます。
その他にも色々な要素がありますが、飽きさせない工夫が色々あるなと思います。
ドラゴンクエストをモチーフにしてますから、それが合わない人には合わない、そんな感じです。
気になる点はテンポの悪さ、若干のバランスの悪さくらいでしょうか。(戦闘開始時味方が遠くにいるとわざわざ走って来るまで進まないなど)
それからストーリーですが、とうとう桐生一馬から主人公が変更になりました。
しかし、相変わらず面白いですし、飽きさせません。ムービーもそこそこ凝ってますし、緩急が流石といった感じ。開始早々主人公がホームレスになって空き缶を拾うゲームは他にないでしょう。
こういった風に暗い話をコミカルに出来るのも春日一番の魅力だと感じました。桐生さんではこれは難しいですね。
上手く活かしていると思います。サブストーリーの遊びの部分も変わらず面白いですね。ふざけたものから真面目なものまで、色々楽しめます。
次回はアクションに戻すのか、ターン制で継続するのか解りませんが、
この尖った感じで出来れば続いて欲しい。。。と思います。最初からそうでしたが万人受け、海外受けなど考えず頑張って欲しい。そこが如くの魅力です