“NieR Replicant ver.1.22”の基本情報
- 発売日:2021.04.22
- ジャンル:アクション・RPG
- クロスレビュー(40点中):34点
(シルバー30~31点、ゴールド32~34点、プラチナ35点以上)
“NieR Replicant ver.1.22”の内容
2010年にプレイステーション3でリリースされた「ニーア レプリカント」のアップグレード版となる。
続編である「ニーア オートマタ」の世界が造られることとなったはじまりのストーリーが描かれる。
ストーリーはフルボイスになって、グラフィックは60FPSのなめらかな動きを実現。
戦闘においてはロックオン機能が付け加えられ、立ち回る敵を捕捉しやすくなった。
戦闘の立ち回りもよりスピーディでハイセンスになっている。
さらにビギナー向けの機能として「オートバトル」を採用。
アイテム、武器攻撃、魔法攻撃、ガード/回避の4つをON・OFFしておくことで、不得意なコントロールを自動でやってくれる。
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レビュー・評価
ファミ通のクロスレビューとユーザーが投稿したレビューを紹介する。
ファミ通クロスレビューはこちら
ファミ通クロスレビューは引用禁止のため、以下のホームページから内容を読んでほしい。
Amazonに投稿されたレビュー
ファミ通のクロスレビューの評価ではゴールド殿堂入りとなっており、Amazonに投稿されたレビューと評価の分布は以下のようになっている。
(2021年5月執筆時点)
それでは具体的にどのような口コミがあるのか、☆1~5のレビューをそれぞれ2つずつ紹介する。
ここで紹介したレビュー以外にも多くのレビューが投稿されているので、どのようなレビューがあるのかを自身で確認してほしい。
☆1レビュー
- モデリングなどが多少変わった程度の手抜きでアクションの
爽快感がないのはつまらないと感じた。また、ダンジョンが無駄に長く場所によってカメラが勝手に
変わったりボスが無駄に固いのは遊びにくいと思った。 - 単調な作りのマップを何度も往復させるだけのおつかいを始め、全体的に苦痛が多い。移動が面倒なシステムのため、これがかなりストレスが溜まる。
操作性も悪く、また雑魚戦中にターゲットがコロコロ切り替わってしまうことも非常にストレスを感じる。更に倒した生物からの剥ぎ取りは少しでも視界から外れるとすぐに消える。
戦闘自体も非常に単調、ボス戦含め工夫をして〜という感じは見受けられない。魚釣りや栽培といったミニゲーム?もただ苦痛を感じるだけの何の工夫も面白味もないゲーム。
グラフィックも決して綺麗とはいえない。
キャラクターの発言にも一貫性が見受けられず、感情移入もしづらい。現代のゲームとしてはあまりに低クオリティ、途中で何かしら変わるかもと期待して、ひとまずクリアまでやるつもりだが、他にやるゲームがあれば即売却するレベル。製作者がユーザーのことを考えて作ったとは思えない。
☆2レビュー
- 前作のニーアオートマタはプレイ済み。
オートマタより前のストーリーということで気になって購入してみたがいざプレイしてみると色々と不満が出てきた。このゲームは一周では終わらず何回か周回しなくてはいけないのだが、それがとにかく面倒。
会話やムービー、ステージの移動、ボスとの戦闘などを繰り返さなくてはならない。
- PS 3でプレイしていなかったのですごく楽しみにしていました。
ですがいざ始めると思ったよりもシリアスな感じが無くメインクエスト自体がお使いばかりで次の目的地もご丁寧に行き先がマークされてる仕様。そりゃプレイしてればシリアスになるんでしょうがそこに至る前に飽きてしまいましたね。
でもそのせいかニーアオートマタが他作品とは一線を画す面白さであったことが改めてわかりました。
まあ、ニーアオートマタ未プレイの方が遊ぶには楽しいかもしれません。
☆3レビュー
- 良くも悪くも原作とほとんど同じなので、今の時代だとやはり細かい点が目立つ。
ただグラフィックと戦闘面が改善された事で、前と比べてかなり楽しく遊べるようにはなった。
PS3版をプレイ済の方は動かしてるだけで楽しいのではないだろうか。元々レプリカントというゲームは欠点が多く、設定資料を読むと当時の制作陣も未完成のまま発売したと言ってるのだが、現制作陣は何を勘違いしたのか未完成の部分を「レプリカントらしさ」と勘違いして、グラフィックと戦闘面だけを向上させて発売したのは、かなりマイナスな印象を抱いてしまう。
勿論欠点を補って余りある魅力を兼ね備えている作品ではあるが、個人的にはもっと今の時代に合うゲームとして、柔軟に視野を広げてステージギミックからセリフに至るまで改善してほしかった。
それで作品の質が上がる事はあっても、下がる事はないはず。 - 原作であるPS3版から大して進化していない印象。
アクション性やグラフィックに関しては改善されてはいますが結局は開発経験の差からかプラチナゲームズが作った前作オートマタに及ばず。
グラフィックのほうは原作から「灰汁抜き」されたような印象で、小綺麗に収まったキャラクター達の造形にむしろ魅力が減ってしまったと感じる方も多くいるかと。
お使いだらけのサブクエストに関してはそのまま据え置き、もはや近年のゲームでは当たり前になったファストトラベルも原作同様かなりの制限付きでしか存在せず、とても面倒。
ファストトラベルの実装が無理なのであればクエストの内容を改善して作業感を緩和させるべきだったと思います。
エリア移動の度にそれなりの長さのローディングが挟まるのも問題。オートマタではなくなっていた不満点がなぜ新作で復活するのか。
改善の必要性に気付かなかったというのは流石にありえないはずなので、技術力がなかったんでしょうね。原作に存在した、青年期序盤の逃すと二度と取得できないワードについてはその後別エリアでもドロップするようになったようですが、それ以前にEエンドクリア後の解禁で良いのでチャプターセレクトが欲しかったです。
面倒臭い要素や粗い部分を取り上げて「これがニーア レプリカントというゲームだから」と語る人もいるかもしれませんが、はっきり言うとプレイヤーに受けていたのはそのような部分ではない。11年を経てのリメイクでそのまま再現する必要性を感じません。
作業工程的にほぼ1から作り直している紛れもないリメイク作品であるにも関わらず、クリエイティブディレクターのヨコオさんがこの作品を「リメイク」と呼ばなかった理由がよくわかります。
ルート1.5を意味するタイトルからストーリーにはDOD3、オートマタを踏まえた発展的な内容を期待していましたが、追加/変更された要素は終盤のものも含めて予想の範囲内で、やや期待値を下回ってきました。
とはいえ元々面白いゲームなので、現世代機でプレイできることに意義はあると思います。それ以上でもそれ以下でもないかと。
☆4レビュー
- ゲームとしてはほぼ満点。
ただ、ポポルの声が棒読みで下手くそで萎えるのと、主人公の髪型がマシになったと思ったら顔が逆にキモくなったり、BGMも(草原のは)壮大になったと見せかけた音が減ったりしてて定例通り初代には叶わなかったり、初代をやった身としては残念ポイントが目立つ。オートマタのbgmに変更とかセンス疑うしどうでも良いんで、「同じ作品の」元のbgmに変更出来る様にしてもらいたいです。
あと今更ですが、レプリカントなんだから、イラストレーターも元の人でよく無いかと。
オートマタはあれで良いですが、なんかかっこよく無いんですよね。パッケージイラストもオートマタみたいで代わり映えがなくつまらないし、ps3 版の方がオリジナリティもあって良かったです。
逆にいい所は初代のロード時間とか、演出とか選択音を変えずに再現している所ですが、折角psでやるなら、フィールドをもう少し広くするとかして欲しかったです。
ps2時代みたいな一本道をps4でやられると残念です。
昔を懐かしみながらやれるという点では良いですが、音楽変えるならそこも少しくらい変えても良かったと思う。ただグラフィックは綺麗になったし、戦闘も多少はマシになって楽しさが増したのは良かったです。
ストーリーは今更いうまでもなく面白いです。
フィールドの形、広さとか、親切さ的には、ps3 クオリティの物をps4でやっている気分になりますが、RPGとしては間違いなく面白いので、初めてなら間違いなく買いだと思います。
妹の為に、、っていう主人公(話)が嫌じゃ無ければ。
- NieR:Automataの前作ということでいつかはプレイしたいと思っていましたがプレイ環境がなく機会を逃していたソフトでした。それが今回PS4で発売されるということで購入。
良かった点
旧作はアクションが難しかったようですが今回は、難易度「EASY」に設定すれば、「オートマタ」と同じように「オート攻撃」、「オート魔法」、「オート回避/防御」等自在にオンオフできるとのこと。試しにEASYにしてみるとNieR:Automataと違和感なくプレイできました。
あとはフルボイスになったようで街中のNPCも些細なことでも喋ってくれて没入感がでます。悪かった点
ロードがちょくちょく入ります。SSDなら問題ないのでしょうが長い時は30秒以上正直気になります。
☆5レビュー
- 世界観が素晴らしい。
キャラクター達が美しくて特に女性が綺麗ですね。
フルボイスでグラフィックが美麗になったのと戦闘スピードが素早くプレイしやすかったです。ストーリーは個人的に好きですね。
武器を振り回して敵を攻撃しながら魔法攻撃も出来るのはいいですね。
イージーモードだとオートモードがあるのはニーア初心者には都合がいいでしょう。自分は前作のオートマタをプレイしていてこのレプリカントは初プレイでしたが操作性は前作と変わらないので良かったです。
ただロードが少し長いのが気になりましたがそれ以外は何も言うことなしの出来でした。
家から出たり図書館から出たときのロードが長く感じました。ボス戦での戦闘はとても魅力があって迫力も凄いですね。
倒したときの爽快感がたまりませんでした。ポポルさんから頼まれる依頼をこなしながら妹のヨナちゃんを助けるといった行動がお兄ちゃん優しすぎて泣けますね。
自分ももしも同じ立場になったらそうするでしょうから。11年前に発売したゲームとは思えないくらいに完成度が高くてバージョンアップしたこの作品は完全版と言っても過言ではないですね。
一応リメイクなのかな?こういう作品をもっと発売してほしいです。 - 今作ニーアレプリカントはニーアシリーズの初代作であり、癖が強く影のある設定を多数盛り込みつつも、病気の妹を助けるために戦う兄を描く家族愛をテーマとしたヒロイックな王道なストーリーである。
プレイヤーは近接攻撃、魔法、回避、防御を駆使して敵を暫滅します。
敵を倒した時の爽快感はたまらないものがありますね。移動中、近接攻撃中に魔法の詠唱が可能であり、タイミングに合わせ敵の攻撃を弾くバリィのようなアクションが可能。攻撃を弾かれた敵は大きく怯むため、このアクションは物語を進めていく上で戦闘を有利にする重要な要素になるだろう。
いやあ、それにしてもリメイクのようでバージョンアップであり、フルボイス化をはじめとした追加要素が満載で、11年前に発売されたゲームとは思えない程に完成度と戦闘の楽しさを合わせた、すばらしい作品となっております。
総評
ニーアオートマタも抜群の面白さでしたが、このゲームはシリーズの原点であり、戦闘などは似ている部分もある為、ニーアオートマタをプレイされた方はすんなりプレイに夢中になることでしょう。もちろん初見の方もお勧めです。
主人公になりきって旅にでませんか!